2012年11月11日日曜日

2012 ロステレコム杯でカナダのパトリック・チャンが優勝

11月9日から11日の間、国際スケート連盟による国際フィギュア競技大会、2012/2013 ISUグランプリシリーズの第4戦、2012年ロステレコム杯がモスクワで開催され、男子シングルでは、カナダのパトリック・チャン(総合得点262.35)が、女子シングルでは、フィンランドのキーラ・コルピ(177.19)が、ペアでは、ロシアのヴォロソザール&トランコフ組(207.53)が、アイス・ダンスでは、カナダのヴァーチュウ&モイア組(今季最高得点173.99)が優勝しました。

日本は、FSでは危うい着地が多かった小塚崇彦選手が男子シングル2位(229.99)に、織田信成選手が同5位(217.92)に、女子シングルでは、村上佳菜子選手が4位(166.34)に入りました。アメリカ選手としてアイス・ダンスに出場した渋谷(シブタニ)夫妻組は、途中で、なぜかすべるのをやめ、初めからやり直し、4位(140.91)に終わりました。

その他の結果は、下のリンクからご欄ください。

ISU GP Rostelecom Cup 2012
09.11.2012 - 11.11.2012 ISU Grand Prix at Moscow / RUS

女子シングル1位のキーラ・コルピは、その美しさだけでも得しているような気がしました。


男子シングル1位のパトリック・チャンは、その完璧な滑りに王者の風格が感じられます。




フィギュア・スケート世界大会で、金メダル総なめのパトリック・チャン。その背景には、週に5日間のジムでのトレーニングやダンスをしながらの呼吸の練習だけに1日12時間を費やすなど、本人の努力の他、両親の協力、カリグラフィー、ダンス、ジャンプ技術と開発など5人の優秀な専門コーチ陣に恵まれた環境があってのこと。

2年前の2010年ヴァンクーヴァー・オリンピックで5位に転落したのを境に、コーチ陣など環境を変えた途端、パトリック・チャンがすばらしい演技をするようになった裏側がよくわかる動画です。

12時間の呼吸の練習や、首をつりながらジャンプの練習をしたり、彼の滑りを全て録画して、ヴィデオを使って修正するところなど、特に厳しさが伝わってきました。

やはり、本人の努力の他に、優秀なコーチ陣を揃えるのがいかに大切かわかりました。それから、蛇足ですが、パトリック・チャンのご両親をこのヴィデオで初めて見ましたが、あまり似てないですね。



おまけ:

アイス・ダンスで金メダルを獲得したカナダのテッサ・ヴァーチュウとスコット・モイア組。妖艶でセクシーな2人の絡みのダンスは、見始めたら目が離せませんでした。



Rostelecom Cup 2012 -8/9- ICE DANCE FD - Tessa VIRTUE Scott MOIR - 10/11/2012

『ニコニコ動画』の「ロステレコム杯」で、その他の動画が見られます。

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