2013年2月19日火曜日

ジリアンとスパルタ式減量トレーニング

習慣を変えるということは、とても難しいことです。何かのきっかけがないと、なかなか変えられるものではありません。

太り気味の人が多い北米で、ジリアンというスパルタ・トレーナーが、間違った食事習慣や運動不足で太り気味な人々に活を入れるテレビ番組が話題となっています。

ジリアンは、ただ肉体的なトレーニングを提供するだけではなく、太ってしまった人々が心の奥深くに抱える問題を追及して、その原因をまず把握します。

シーズン1の第一回目は、娘の結婚式を6週間後に控えた家族が結婚式の日までに目標の体重まで減量するために、ジリアンに並々ならぬ努力を強いられるお話です。ジリアンは最初の5日だけトレーニングをしますが、結婚式までの残りの日々は自分たちでトレーニングしなければなりません。

まず、この家族は6時に夕食を食べ始め、夜中の12時までとめどなく油で揚げたりした肉類を食べ続けます。野菜はほとんど食べません。そのせいで、娘さんを除いた家族全員が太り気味です。

まずは、病院で体重と体脂肪率を量って、お医者様からどれだけ不健康かをお説教され、ショックを受けます。お父さん、ジムの体重は、約135キロ(北米の男性平均体重は77キロ)で体脂肪率は40%以上あり、心臓発作の危険が高いと告げられました。長男のマイケルの体重は、約108キロで、肥満の範疇に入ると注意されました。長女、ミシェルは、お父さんの遺伝でコレステロールが高いと言われます。お母さんのアグネスの体重は、約118キロ(北米の女性平均体重は約54キロ)で体脂肪率は60%以上もあり、とても恐ろしい数値だとドクターに驚かされます。これに対して、お母さんのアグネスは、1度食べ始めるととまらないのと心の内を明かします。

このようにまずはショック療法から始まり、ジリアンの過酷なトレーニングへと移ります。トレーニング開始からまもなく、お母さんのアグネスは、私にはできないとトレーニングをストップしてしまいます。ジリアンは、「これまでこんなにはやくあきらめた人はいない。あなたよりずっと体重の重い人だってもっと長続きしたわよ。」と怒鳴ります。

果たして、この家族は結婚式の日までに目標の体重まで減量できるのでしょうか。

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