10月2日にパリはグラン・パレで行われた。
流行の最先端をいくシャネルだけあって、
舞台装置が自然エネルギーを意識したものになっている。
モデルが登場、退場する舞台袖の壁や舞台の床は、ソーラーパネル風で、柱は、13機の風力発電風。さすがはシャネル!
ココ・シャネルはこれまでにも、胸を大きく見せ、ウエストを細く見せるコルセットなどで
ガチガチに女性の身体を縛り付けていた古典的なシルエットの洋服から
女性がもっと自由に動けるようにと
ジャージやツイード素材を使った洋服をデザインし、
女性を不自由さから開放し、ファッションの歴史を次々と刷新していった。
そのシャネルが自然エネルギーの舞台装置を使うことによって、
感化される人々がどれだけいることか。
さすがのカネにものを言わせるのが得意な原子力村マフィアたちも
シャネルのショーの舞台に原発を置くことはできなかったようだ(笑)。
原発は時代遅れということをまざまざと見せ付けてくれたシャネルに感謝。
シャネルSpring-Summer 2013 ”READY-TO-WEAR SHOW” の舞台裏
シャネルの現チーフ・デザイナー、カール・ラガーフェルドのインタビュー。彼は、このショーのテーマは新しいエネルギーで、エネルギーはいつも新しくあるべきで、古いエネルギーにこだわっていては前に進めないと述べている。まさにその通り。
ラガーフェルドは、今回のコレクションでは、シャネルのロゴやカメリアなど、すぐにシャネルとわかるようなものは割愛したが、それらがなくてもシャネルとわかる作品にしたと語った。
ショー・ミュージックは、米国のバンド、クロマティクス(Chromatics)のライブで、
演奏された曲目は、次の通り。
1. "Tick Of The Clock"
2. "Lady"
3. "I Want Your Love"
4. "Running Up That Hill"
5. "Kill For Love"
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